色のなかでもひと際華やかな存在の「金」。
金色は見ているだけでゴージャスな気分になりますよね。
わたしたちの印刷業界(主にインクジェット印刷)での金色の表現方法といえば、シルバーインクにイエローインク等を混ぜる手法が一般的でした。
しかし、この手法はあくまで疑似的な表現に過ぎず、金色本来の煌びやかさやメタリックには到底及ばないものです。
そこで当社はインクジェット印刷の技術を駆使し、「本物の金箔を貼っているかのような仕上がり」となる、金の表現を可能にしました。
大判サイズにも対応したこの技術は、より一層のプレミアムな空間演出に活用されています。
「金色をキレイに表現したい」
「金色を使った大判サイズの印刷をしたい」
「今までにない、インパクトのある空間演出がしたい」
当社の金印刷はこのような方たちに活用されています。
それでは詳しくご紹介していきます。
まるで本物の金箔
冒頭で申し上げたように、インクジェット印刷での金色の表現はシルバーインクを用いた手法が一般的とされていましたが、あくまで疑似的な表現に過ぎません。
当社でも以前はシルバーインクを使用していましたが、その再現力の低さに「これは金と呼べるものなのか?」と、疑問を抱くこともありました。
年々進化するインクジェット印刷を使用して、もっと金の再現性を高めることはできないか…
そんな想いから開発を続け、約4年を費やして誕生したのが当社の金印刷「kinpact®(キンパクト)」です。
kinpact®は「まるで本物の金箔」を貼っているかのような仕上がりとなる、当社オリジナルの印刷方法となります。
金部分はやや凹凸があり、アナログな味わいの独特な質感が特徴的です。
これまでにも和をテーマとした店舗や旅館、ハイブランドのショーウインドウや内装、イベントの販促品など、多くの場所でご利用頂いております。
今まで以上にプレミアムな空間演出に、kinpact®を取り入れてみてはいかがでしょうか。
【ノンカールターポリン】
強度が高く、タペストリーやフラッグにおすすめ。
防炎認定も取得済みのため、店舗や屋内イベント・展示会にもご利用いただけます。
使用場所:屋内○/屋外×
【トロマット】
カットしてもほつれが出ず、垂らして使用してもカールしないためタペストリーに最適の素材。
布生地に金箔の風合いが加わることで、高級感のある和表現が可能となります。
防炎認定も取得済みです。
使用場所:屋内○/屋外×
【透明塩ビ】
糊付きの透明シートで、ガラス面などに貼って使用します。
透明を生かしてステンドグラスのような表現にしたり、裏面からの視認も可能です。
使用場所:屋内○/屋外○(要ラミネート加工)
【対応サイズ】
いずれの素材も対応サイズはw1000mm×h2400mmとなります。
データの作り方
データは通常のインクジェット印刷で入稿するAdobe illustratorを使用し、金用のレイヤーを別途ご用意いただきます。
ベクターデータの曲線や、幾何学的なデザインも再現することが可能です。(※素材によって再現性は異なります)
注意点
kinpact®は金箔のような印刷ですが、使用している素材は「純金箔」や「本金箔」ではありません。
また、透明塩ビや塩ビタックでのラミネート加工時を除いて、基本的には屋内利用をおすすめしております。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
本物の金箔を貼っているような質感が表現できる「kinpact®」は、インクジェット印刷の最新技術を駆使して開発した、当社オリジナルの印刷方法です。
対応素材も幅広く、大判サイズにも対応していることから店舗や旅館、ショップやイベントなど多くの場所で使うことが可能です。
「kinpact®のクオリティを実際見てみたい」「素材の質感を体感したい」といった方は、無償サンプルをご用意しておりますので、ぜひ実物を見て頂ければ光栄です。
その他、お見積りやご相談についてもお気軽にご相談ください。
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