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懸垂幕(垂れ幕)

商業施設や学校の定番幕!

懸垂幕は文字やイラストが印刷された縦に長い幕のことで「垂れ幕」と呼ばれることもあります。

懸垂幕の用途は主に商業施設のイベントや告知、学校の部活動の報告などで利用されていて、

デザインは遠目からでもはっきりわかるようなシンプルなものが主流となっています。

同じような目的で横断幕がありますが、横断幕は横向きの幕となります。

広告宣伝用で使用される幕ということで本質的には同じものになりますが、サイズや利用目的によって使い分けられています。

当社では懸垂幕のデザインから印刷、加工などトータルで承ることが可能です!

インクジェット印刷で制作された懸垂幕の参考例

懸垂幕(垂れ幕)の用途

  • デパートの屋外壁面のセール告知幕
  • 商業施設のイベントや告知
  • 学校の部活動や祝い事の告知
  • スーパーや飲食店の宣伝
  • 住宅展示場の宣伝幕

懸垂幕(垂れ幕)の印刷方法

昔の懸垂幕(垂れ幕)の印刷は、手染めやシルク印刷によるものが多かったですが、現在はインクジェット印刷によるものがほとんどです。

ここでは、インクジェット印刷について説明していきます。

インクジェット印刷は、インクを生地にダイレクトに吹き付けていく印刷方法です。

インクジェットのインクには、いくつか種類があり、生地(メディア)に合わせてインクジェット出力機を選ぶ必要があります。

特にインクと生地の相性は大事で、屋外や屋内、短期か長期かで使い分けることがあります。

生地は、短期の場合は昇華転写などのポリエステル生地で制作することがありますが、屋外では強風や雨に強いターポリンが一般的に使われます。

屋外で使われることが多い懸垂幕は、耐光性のいい溶剤インクかUV硬化型インクがオススメです。

インクジェットプリンタによる印刷のイメージ写真

懸垂幕(垂れ幕)に使える生地(メディア)一覧

  • クリックタップすると詳細が表示されます。

ターポリン防炎○

ターポリンの参考画像

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特徴 屋内外問わず使えるビニール素材で発色が良く、耐光性、耐水性もあり頑丈です。
屋外使用が多い懸垂幕(垂れ幕)には、強風にも雨にも強いターポリンが一押しです。
素材 PVC
厚み 0.35〜0.4mm
重さ 450g~523g/㎡
印刷機種別 溶剤系(エコソルベント):○
UV:○
ラテックス:×
昇華(ダイレクト):×
使用場所 屋内○/屋外○

遮光ターポリン防炎○

遮光ターポリンの参考画像

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特徴 主に両面印刷の懸垂幕で使用されます。
遮光生地なので、裏写りしないため両面出力が制作可能なのです。
素材 PVC
厚み 0.41〜0.45mm
重さ 540〜610g/㎡
印刷機種別 溶剤系(エコソルベント):○
UV:○
ラテックス:×
昇華(ダイレクト):×
使用場所 屋内○/屋外○

メッシュターポリン防炎○

メッシュターポリンの参考画像

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特徴

穴が空いたターポリンです。

天吊りすると生地が透けるので、圧迫感がありません。

素材 PVC
厚み 0.37〜0.6mm
重さ 270~430g/㎡
印刷機種別 溶剤系(エコソルベント):×
UV:○
ラテックス:×
昇華(ダイレクト):×
使用場所 屋内○/屋外○

トロマット防炎○

トロマットの参考画像

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特徴 ポリエステル素材のクロス生地。
カールせず、カットしてもほつれが出ないのが特徴。
ターポリンよりも軽量であり、布の質感も人気です。
素材 ポリエステル
厚み 0.3〜0.32mm
重さ 275〜283g/㎡
印刷機種別 溶剤系(エコソルベント):○
UV:△
ラテックス:×
昇華(ダイレクト):×
使用場所 屋内○/屋外△

ポンジ防炎○

ポンジの参考画像

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特徴

のぼりの定番生地。
裏面までインクが浸透し、裏面から見ても柄がはっきり見えます。

素材 ポリエステル
厚み 0.14mm
重さ 60g/㎡
印刷機種別 溶剤系(エコソルベント):×
UV:×
ラテックス:×
昇華(ダイレクト):○
使用場所 屋内○/屋外△

トロピカル防炎○

トロピカルの参考画像

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特徴 ポンジよりも厚く、耐久性あり。
生地が厚い分、ポンジよりも裏面へのインクの浸透は劣ります。
素材 ポリエステル
厚み 0.20mm
重さ 100g/㎡
印刷機種別 溶剤系(エコソルベント):×
UV:×
ラテックス:×
昇華(ダイレクト):○
使用場所 屋内○/屋外△

エコクロス防炎○

エコクロスの参考画像

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特徴 PVCフリー、可塑剤不使用の環境に配慮した生地。
防炎ターポリンの代替品として使用できます。
※但し、屋外耐候性に関してはターポリンの方が優れています(エコクロス:半年~1年程度)
素材 ポリエステル
厚み 340μm
重さ 270g/㎡
印刷機種別 溶剤系(エコソルベント):×
UV:○
ラテックス:×
昇華(ダイレクト):×
使用場所 屋内○/屋外○

Ⅱ類メッシュ防炎○

Ⅱ類メッシュの参考画像

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特徴 メッシュターポリンの薄手版。
シースルーバナーとしても使えます。
素材 PVC
重さ 135g/㎡
印刷機種別 溶剤系(エコソルベント):○
UV:○
ラテックス:×
昇華(ダイレクト):×
使用場所 屋内○/屋外△

懸垂幕(垂れ幕)の加工方法

懸垂幕の加工は設置環境によって変わります。あらかじめ昇降装置が設置されている場合は、装置の仕様に合わせます。

一般的には「補強ロープ+ハトメ加工」または「上下袋加工+ハトメ加工」となります。

周囲の補強には、オプションで綿補強テープがあります。より一層強度が増します。

大型の懸垂幕の場合、周囲のハトメだけだと弱いことがあります。その場合、風であおられてもバタつかないように「煽り止め」を作る場合があります。

また、ロードサインの両面印刷の懸垂幕などは、風の抵抗を極力失くすために「風穴」のスリットを空けることがあります。

ハトメ加工

紐を取り付けるためのハトメ加工を行った参考例

取り付ける際に紐などを通す穴として、ハトメを打ち付けます。

補強ロープ

補強ロープの縫い込み加工を行った参考例

強風で煽られて幕が引きちぎれるなどのトラブルを防ぐため、4辺に補強用のロープを入れて縫製します。主に屋外で使用する際に施します。

袋加工

袋状になるようウェルダーで溶着加工を行った参考例

上下を袋状に加工して、中にパイプ等を差し込みます。
通常、糸を使って袋縫製しますが、ターポリンについては、糸を使う縫製ではなく、ウェルダーで溶着することが多いです。

写真はウェルダーで溶着した袋です。

煽り止め

幕の裏側に生地をウェルダーで溶着し煽り止め加工を行った参考例

大きいサイズの懸垂幕は強風対策として幕が煽られないように煽り止めを付ける場合があります。

幕の裏側に別途ハトメを付けた生地をウェルダーで溶着し、什器のパイプにロープでくくり付けます。

風穴

屋外利用時に風穴を入れた加工の参考例

屋外利用の場合には風に煽られるのを防ぐため、幕にスリットを入れます。

綿テープ補強

綿テープ補強を行った参考例

必要に応じて周囲に綿テープを仕込み強度を上げます。

懸垂幕(垂れ幕)の施工方法

通常ハトメにロープを通して躯体に巻き付けます。その場合幕が張るようにしっかり取り付けてください。

昇降装置の場合もハトメと躯体をロープで固定します。なかには上下に昇降装置のパイプを通して使う場合もあります。

失敗しない懸垂幕(垂れ幕)の選び方

懸垂幕(垂れ幕)とは

懸垂幕とは、縦長の幕のことです。垂れ幕と呼ばれることもあります。

逆に横長のものは横断幕と呼びます。

街中でよく見る学校の壁に垂れ下がっている応援幕や、デパートについているセール幕、住宅展示場などの宣伝幕も懸垂幕です。

 

大きな懸垂幕は「昇降装置」に設置することもあります。

昇降装置とは、懸垂幕をとりつける装置です。

懸垂幕が上下に「昇降」することで、高所作業車などを用意しなくても、手軽に掲示したり、降ろしたりできます。

 

懸垂幕で使用する生地は、主にターポリンや、メッシュターポリンが多いですが、綿やトロマットなどのファブリックも使用されることがあります。

 

 

 

失敗しないためのポイント!

懸垂幕で失敗しないポイントは、加工方法です。

懸垂幕は、屋外で使用されることが多いので、風などで煽られて懸垂幕が簡単に破損しては困ります。

掲示期間によっては、補強加工をしたり、煽り止めを付けたり、風穴をあけたりしたほうが良いでしょう。

 

それから懸垂幕でよく使用されるターポリンも、品質がピンキリです。

海外の安いターポリンなどは、使われている塩ビや可塑剤が少ないものも多く、その手のターポリンは冬や寒い時期に硬化して破損する場合があります。

ネットにあふれかえっている安いターポリンには注意が必要です。

 

また、懸垂幕のデザインは、遠くから見ても訴求されるように、文字を大きく、内容も簡潔にすることをオススメします。

懸垂幕(垂れ幕)のよくあるご質問

取り付ける場所がないのですが、昇降装置から用意できますか?
場所によっては必ずしも可能ではありませんが、ご相談ください。
取り付け用の紐も一緒に欲しいのですが可能ですか?
はい、可能です。
弊社では通常4mmの金剛打ちロープをご用意致しますのでご発注時にお申し付けください。
ターポリンは洗っても大丈夫ですか?
水拭きは可能ですが、強く擦るとキズになる恐れがございますのでご注意ください。

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