普段何気なく利用しているショップや飲食店の店舗には、多くの店舗サインが使われています。
「季節に合った装飾をしたい」
「新作やセールの案内を手軽にするのはどうしたら良い?」
「屋外に設置できる店舗サインはある?」
店舗の担当者は、このような疑問が出てくることがあります。
店舗サインの設置には、高度な技術が必要なアイテムから、誰でも簡単にできるお手軽なアイテムなどさまざまな種類がありますが、すべての店舗サインを把握するのはとても大変です。
そこで本記事では店舗サインの概要と共に、使いやすい代表的な5つのアイテムをご紹介していきます。
それではみていきましょう。
店舗サインとは
店舗サインとは、ショップや飲食店などで使用される、訴求アイテムの印刷物のことです。
例えば「セールのお知らせをするために窓にステッカーを貼る」「店頭にバナースタンドを設置して新作をPRする」といったように、より多くのお客様を店舗に誘導したり、商品の販促をするために利用されています。
店舗サインの種類はとても豊富で、使用する場所や目的によって選びます。
それでは具体的にみていきましょう。
【1】タペストリー
タペストリーは取り付け用に上下袋加工を施し、
パイプや紐を通して壁や天井から吊るして(天吊り)設置する幕のことです。
A1程度のサイズから数メートルの大型もあり、店舗サインだけでなく、インテリアや装飾アイテムとしても活用されています。
長期間利用する場合は、サイドがカールしにくい素材がおすすめです。

店頭に設置したタペストリー
【2】パネル
厚みのある板状のもので、スチレンボードやゲータボード、アルミ複合板などの素材があります。
アルミ複合板は屋外対応可能ですが、スチレンボードやゲータボードは長期間使用すると反ってしまう可能性があるため、基本的には屋内使用がおすすめです。
制作方法は、印刷した紙を各ボードに貼りつけるほか、直接ボードに印刷するUVダイレクト印刷といった方法もあります。
等身大パネルやPOPのように、仕上げに好きな形状にカットして使用することもできます。
パネルの設置は専用のスタンドを利用して自立させるほか、壁に直接貼りつける方法があります。

壁面に設置したパネル
【3】バナースタンド
印刷したバナーを自立させるための専用什器です。
バナースタンドには「Xタイプ」「Yタイプ」「ロールアップタイプ」「屋外用」などがあり、非常に多くの種類があるため用途を明確にした上で選びましょう。
設置には多少コツが必要なものもありますが、多くのバナースタンドは誰にでも設置できるように作られています。

Xタイプ

ロールアップタイプ
【4】ウィンドウステッカー
窓を装飾するシートで、印刷するタイプとカッティングシートの2種類があります。
印刷する場合はインクジェット印刷が使用されます。
インクジェット印刷は、デジタルデータを使用して微細な粒状のインクをシートに直接吹き付ける印刷となり、写真やグラデーションも自由に表現することができます。
一般的には裏面が糊付きのシートを使用しますが、糊を使用していない吸着タイプが使用される場合もあります。
カッティングシートは色付きの単色塩ビフィルムのことで、専用のカットマシンで文字やマークを切り出して使われます。
正式には株式会社中川ケミカルの登録商標ですが、サイン用途で使用される塩ビフィルム全般をさすことばとして認識されていて、マーキングフィルムとも呼ばれています。

屋外に貼られたウィンドウシート(メリッサ訪問看護ステーション様)
【5】A型看板
屋外の店頭などに設置して使う自立看板で、横からみた形状がアルファベットの「A」となっているためA型看板やAサインと呼ばれています。
一般的には両面タイプが使用されますが、片面タイプもあります。
A型看板の種類は「貼りこみタイプ」「差し込みタイプ」「黒板等のボードタイプ」の3種類があります。
貼りこみタイプは印刷したシートを背面板に貼りこむものです。大きさが自由に決められるのが特徴ですが、一度貼ると剥がすことは困難なため、気軽に情報を変えることはできないので注意しましょう。
差し込みタイプはA1やA2などのポスターサイズで印刷したものを、フレームなどに差し込み使用します。
入れ替えが簡単なため、情報を頻繁に交換したい場合に便利です。
印刷物は屋外フレーム内に入れて使用することになりますが、念のためラミネート加工が必須となります。
最後に黒板等のボードタイプですが、こちらは印刷することなく手書きとなります。
カフェや居酒屋などで多く使用されていて、技術があればオリジナリティのあるアートな仕上がりにすることも可能です。
誰でも情報を簡単に書き換えられるメリットがありますが、このメリットは誰にでも書き換えられてしまうというデメリットにもなりうるため注意しましょう。

差し込みタイプのA型看板
店舗サインの注意点
店舗サインの制作を考えたときに注意したいのは、使用場所と使用期間です。
例えば次のようなポイントを確認しておくと安心です。
使用場所の確認
・屋内or屋外
・天井から吊るすor自立させるor貼る
・人の触れる場所か
使用期間の確認
・1~3日程度
・1か月程度
・半年以上
・常設
さらに、店舗スタッフが取り付けを行う場合には、設置が簡単にできる店舗サインにする必要があるため制作会社に事前に伝えておくと安心です。
まとめ
- 店舗サインとは、店舗への誘導や商品の販促をするアイテムである。
- 店舗サインにはタペストリーやパネル、バナースタンド、ウィンドウステッカー、カッティングシート、A型看板などがある。
- 使用場所と使用期間を確認してから制作する。
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