
世の中にはいろんなパーテーションがありますね。
最近は、コロナの影響で透明のパーテーションも増えてきましたが、今回ご紹介するパーテーションは、いわゆる「間仕切り」のパーテーションです。
間仕切りで使うパーテーションは、色ベタの無地や、木目調、すりガラス調がほとんどです。
特にグラフィックやイラストなど、デザインされたパーテーションはあまり見かけません。
本記事では、グラフィックを何度でも好きなデザインに取り換え可能なパーテーション
「グラパテ」
をご紹介します。
デザインが自由!グラパテとは?
グラパテとは?
グラパテの由来は「グラフィック・パーテーション」の略です。
つまり、グラフィックがつけられるパーテーションのことです。
「グラフィックがつけられる?」
ちょっとよくわからないですね。
ご説明いたします。
従来のパーテーションとの違い
従来のパーテーションは主にアルミ製とスチール製があります。
アルミ製はアルミ柱とハニカム材でできており、軽量で低コストが売りです。
スチール製は表面がスチールと石膏ボードの2枚で構成されています。
遮音性、耐火性に優れたパーテーションです。
いずれもグラフィカルなデザインは少なく、単色ベタや木目が多いですね。
従来のパーテーションはシートや布を貼っていることが多く、貼り替えるのには専門業者に依頼しなければなりません。
一方、グラパテはアルミフレームの四方に溝がある構造になっており、インクジェットで印刷したファブリックの周囲にシリコンゴムを縫い付け、そのシリコンゴムをアルミフレームの溝にはめ込んでいくシステムパーテーションです。
グラパテは、糊を使って貼っているわけではないので、専門業者に依頼する必要性がなく、素人でも簡単に張り替えができます。
また、インクジェットで印刷しているので、好みのデザインやグラフィックなどをパーテーションにすることができます。
つまり、オリジナルのデザイン・パーテーションがつくれるのです。
①デザインを何度でも張り替え可能
前述したように、シートや布を糊で貼ってあるわけではないので、容易にデザインの張り替えが可能です。
「張る」という文字を使っているように、グラパテはファブリックにテンションをかけて「張る」構造になっているのです。
フレームからファブリックを外す場合は、ファブリックに付いている「ベロ」を引っ張るだけで簡単に外せます。
②両面対応
グラパテは表裏とも同じ構造になっており、両面にファブリックをつけます。
同じデザインでも両面異なったデザインでも、好みに合わせて使いわけができます。

③干渉しない「L字型」の脚
グラパテは連結ができます。
直線はもちろん、90度の直角連結も可能です。
その際、脚が干渉しないように、脚を「L字型」にしています。

④SDGs対応の環境に配慮した生地
グラパテに使用するファブリックは、廃棄・回収されたPETボトルからつくられた、リサイクルクロスを使用しています。
発色や擦過性に優れ、おまけに地球環境にも優しい環境配慮型のファブリックです。
さらに防炎加工も施されていますので、安心して使えます。
グラパテの用途
グラパテの用途は下記のようなシーンで利用できます。
- デザインオフィスに斬新なデザインのパーテーション
- ホテルのロビーや待合室に四季折々のパーテーション
- 出版社のロビーに旬のアニメキャラのパーテーション
- 展示会・イベントに企業広告のパーテーション
etc
まとめ
グラパテのまとめです。
- 従来のパーテーションとはまったく違う構造
- ファブリックにテンションをかけてセットするシステムパーテーション
- 素人でも簡単に張り替えが可能
- インクジェット印刷なので、オリジナルのデザインで制作できる
- エコなファブリックを使用しており、地球環境にも優しい
パーテーションにもいろいろとありますが、「グラパテ」はオリジナルのデザインでつくれるパーテーションです。
従来のパーテーションでは表現できなかった、ちょっと変わったパーテーションもおもしろいと思いますよ。